
剃っても剃っても容赦なく生えてくる髭。髭が濃いと毎日剃らないといけませんし、面倒な髭剃りから解放されたいと思っている男性も多いでしょう。そんな男性の願いを叶えてくれるのが脱毛です。しかし、髭脱毛は一体どれくらいの施術で効果が実感できるのでしょうか。
今回は、髭脱毛が効果が実感できるまでの回数について説明していきます。
(髭脱毛は一回で効果が得られる?ツルツルになるために必要な施術回数とは?)
髭脱毛は1回では終わらない
脱毛を行う施設は大きくわけるとエステ脱毛と医療脱毛の2種類がありますが、どちらも1回の施術で効果を実感するのは難しいです。毛の生え代わりには一定のサイクルが存在し、そのサイクルのことを毛周期と言います。
毛周期は成長期、退行期、休止期を2~3ヶ月のペースで繰り返します。一般的な脱毛器に使われるレーザーは、成長期の毛にしか効果がありません。表面に出ている毛は全体の1/3と言われており、残りの毛は皮膚の下で眠っています。
そのため、髭脱毛は1回では終わらず、脱毛の効果を実感するためには周期に合わせて複数回施術を行う必要があるのです。
髭脱毛の効果が実感できるまでの平均回数は
脱毛方法は、大きくわけると3種類あります。エステサロンで行われる光脱毛、クリニックで行われる医療脱毛、そしてサロンとクリニックの両方で行えるニードル脱毛です。これらの脱毛方法には特徴があり、効果が実感できる回数は変わってきます。
それぞれの脱毛方法の特徴や、効果が実感できるまでの平均回数について紹介していきましょう。
光脱毛で効果が実感できるまでの回数
光脱毛とは、エステサロンで行われる脱毛施術のことです。脱毛したい部位に機械の光を当て、その光をメラニン色素に照射することで毛根の細胞にダメ―ジを与えていきます。光脱毛は、医療脱毛よりも光の出力が弱いという特徴があり、施術の際の痛みや肌へのダメージが少な目ですが、その分毛を薄くするまで時間がかかってしまうでしょう。
光脱毛で脱毛効果を実感するには、10回程度の回数が必要になります。毛周期に合わせて3ヶ月に1回のペースで通うと想定すると、効果が実感できるのは2年半前後ということになるでしょう。また、ツルツルの肌を手に入れるまでは20回くらい施術を行う必要があり、この場合は4年~5年という、かなり長い期間通うことになります。
医療脱毛で効果が実感できるまでの回数
実は、光脱毛と医療脱毛の原理は同じで、メラニン色素に反応するレーザーを皮膚に照射し、脱毛していきます。ただ、医療脱毛は専門の医師の指導のもと、光脱毛よりも出力の強い脱毛機を使用します。そのため、光脱毛よりも脱毛効果を実感するのが早いというのが医療脱毛の特徴です。
医療脱毛の場合、5回ほど施術を受ければ脱毛の効果を実感できるようです。
レーザーの出力が強力なので、光脱毛よりも刺激が強く痛みを感じやすいですが、約1年で脱毛の効果を感じることができます。
ニードル脱毛で効果が実感できるまでの回数
ニードル脱毛は毛穴に針を差し、電流を流して毛根を破壊していく脱毛方法です。ニードル脱毛は電気を使用するので、電気脱毛とも呼ばれています。毛穴に直接電流を流すため、ニードル脱毛は男性でも悶絶するほど痛みを感じることもあるようです。
痛みが強力な分、脱毛効果も絶大で、施術を何回もこなすことで今後一切毛が生えてこない、本当の意味での永久脱毛を行うことができます。ニードル脱毛で効果が実感できる平均回数は、約10回です。脱毛効果は絶大なのですが、ニードル脱毛も上記の2つと同じで毛周期に合わせて施術を行わなければならないため、回数をある程度こなす必要があります。
毛周期に合わせて3ヶ月に1回通うと考えると、ニードル脱毛は効果を実感するまで2年近くかかってしまいます。
脱毛効果を高める方法とは

脱毛は、一番早く効果が実感できる医療脱毛でも1年近くかかってしまいます。すぐに効果を実感したい人は、真実を知ってガッカリしてしまったのではないでしょうか。ただ、効果を実感できる回数には個人差があり、脱毛効果を高める方法をためすことで、脱毛効果をアップさせることもできます。
髭脱毛の効果を最大限に引き出すために、脱毛効果を高める方法を紹介しましょう。
肌の保湿をしっかり行う
脱毛の効果を高めるためには、しっかりと保湿を行い、肌の潤いを保つことが大切です。保湿によって肌の水分量を高めることで施術時の痛みが弱まり、より強い力で照射することができるようになります。逆に肌が乾燥していると、照射時に肌に負担がかかりやすくなるので、出力を抑えられる可能性があります。
脱毛施術はリスクを最小限に抑えるために、患者の肌の状態に合わせて出力を微調整して行くので、肌が乾燥しているとレーザーの出力が下げられてしまうでしょう。保湿で肌の健康を維持することにより、髭脱毛の効果を大きく高めることができます。
正しい自己処理をする
間違った自己処理は、肌荒れや埋没毛、色素沈着などの肌トラブルを招きやすくなります。トラブルに見舞われている肌はかなり敏感な状態になっているので、照射するレーザーの出力を下げられてしまうことがあります。特にやってはいけないのは、毛抜きによる自己処理です。
毛抜きを使った処理は肌へのダメージが大きいだけでなく、根元から抜くので、メラニンがなくなり、レーザーが反応しなくなります。電気シェーバーは肌への負担が少ないので、自己処理は電気シェーバーのような肌の負担が少ないもので行いましょう。
日焼けしないように心がける
日焼けすると、レーザーの光が毛根や毛乳頭だけでなく、肌にも反応するようになります。そうすると火傷のリスクが高まってしまうので、出力を弱める必要があり、結果的に脱毛の効果が低くなります。脱毛効果を高めるために、脱毛期間中は日傘や帽子、日焼け止めやUVカットアイテムを使用し、日焼け対策をしましょう。
毛周期に関係なく脱毛できる方法がある
最新の脱毛方法に、SHR式脱毛というものがあります。SHR式脱毛は、従来のメラニン色素に反応させて行うやり方ではなく、毛包のバルジ領域という所にダメージを与えます。バルジ領域は、毛を生やすための指令を出す役割があるので、この部分をターゲットにすることで脱毛効果を得ることができるのです。
SHR式脱毛では、2週間~1ヶ月に1度のペースで施術が可能となり、大体6回程度で徐々に脱毛の効果を実感できるようです。SHR式脱毛ならば、3ヶ月~半年までに効果を実感することができます。できるだけ早く髭脱毛の効果を実感したい男性は、SHR式脱毛を採用しているサロンやクリニックを選んでみましょう。
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